最近は予防接種の種類が増えどのワクチンから順番に接種していけばいいのか一般の方々には非常にわかりにくい状況で、すべてを一度に理解していただくのは困難であろうと思います。
また高額な自費のワクチンを接種するのか、同時接種をするかどうかなど悩まれることが多いと思います。
そこで出生後なるべく早く相談に来て頂いて、皆様のご希望を伺った上で予防接種の順序を決定し接種していきながら少しずつご理解を深めて頂くのが望ましいと考えております。
相談は診療時間内に無料で行っています。予防接種の初回は書いて頂く書類が多いため、おうちで時間のある時に書いて頂くほうが楽だと思います。書類も先にお渡しすることができますので、ぜひ事前に相談にお越しください。
注射の痛みは薬を溶かしている溶媒の性質によるものが大きいですが、できるだけ痛くないように当院では細い注射針を使用しています。
各種予防接種行っております。ワクチンの在庫状況により、受付できないことがございますので必ずお電話でご予約ください。(当日可)
診療時間内に母子手帳、予防接種手帳もしくは予診票を持ってお越しください。
合わせて予防接種以外の診察も受けられる方は保険証、医療証も必要です。
Hibワクチンと同じように生後2カ月から接種できます。早めに接種しましょう。
標準的な接種方法
[初回免疫] |
■接種開始年齢:生後2~7カ月未満
■回数:27日間以上の間隔で3回の皮下注射
※3回目接種については生後12カ月になる前までに完了する。
[追加免疫] |
■標準として生後12~15ヶ月の間に行う。
(ただし、3回目接種から60日間以上の間隔をおく。)
■対象者:生後2カ月~1歳未満
■回数:3回 1回目接種から1ヵ月後に2回目、その5ヵ月後に3回目を接種します。
ヒブ、肺炎球菌、4種混合、ロタなどのワクチンとの同時接種も可能です。
[1期・・・初回免疫](DPT-IPV-Hib) |
■対象者:生後3~90ヶ月まで
■標準:2~7ヶ月まで
■回数:3~8週目の間隔で3回の皮下注射
[1期・・・追回免疫](DPT-IPV-Hib) |
■初回免疫終了後6ヶ月以上
(標準:初回免疫終了後7ヶ月~13ヶ月経過した者)
■回数:1回の皮下注射
[2期]※(DT) |
■対象者:11、12歳(標準:11歳)
■回数:1回の皮下注射
※DT(2種混合)ワクチンを用いる
1期の接種については、すでにワクチンに含まれるいずれかの病気にかかった方でもDPT-IPVワクチンの接種を受けることができます。くわしくはご相談ください。
2回接種のワクチン(ロタリックス)と3回接種のワクチン(ロタテック)があります。効果は同じです。
いずれも生後8週から15週未満までに初回接種を行い、4週以上の間隔をあけて計2回は生後24週まで、計3回は生後32週までに終了します。
注射ではなく経口ワクチンなので空腹時が望ましい。
生後11か月(1歳未満)までに1回接種します。スタンプ方式の接種です。
生後5か月から7か月での接種がおすすめです。通常四種混合ワクチン3回目接種のあと生後5か月で接種しますが、個別接種になりましたので、四種混合ワクチン3回目との同時接種も可能です。
細い9本の針を皮膚に押しつけるスタンプ方式の予防接種です。接種部位が乾くまで、さわらないようにします。以前行われていたツベルクリン反応は、現在は行われていません。
ふつうは接種2~3週間後にぽつぽつと腫れてきてうみが出ることもありますが、数か月で自然に治ります。塗り薬や貼り薬はつけないようにします。
コッホ現象
接種後受けたところの針跡が3~10日以内にたいへん赤く腫れてうんできたら、接種前から結核に感染していた可能性があります。これは、ワクチン接種による副作用ではありません。結核にかかっている可能性があるので、この場合は必ずご連絡ください。
[1期] 麻しん・風しん混合ワクチン |
■対象者:生後12ヶ月~24ヶ月未満
■回数:1回の皮下注射
[2期] 麻しん・風しん混合ワクチン |
■対象者:5~7歳未満で小学校就学前1年間
(就学前年度4/1~3/31)
■回数:1回の皮下注射
■対象者:1歳~3歳未満
■回数:3か月以上の間隔をあけて2回接種
ただし、すでに水痘にかかった方は対象外。また、任意接種として水痘ワクチンをすでに接種されている方は接種した回数分接種済みとみなされます。
[1期] |
■対象者:生後6ヶ月~90ヶ月未満
[1期 初回免疫] (標準:3歳から4歳に達するまでの期間) [注意]3歳未満と3歳以上で注射の接種量が異なります |
■回数:1~4週間間隔で2回の皮下注射
[1期 追加免疫] 初回免疫後おおむね1年後 (標準:4歳から5歳に達するまでの期間) |
■回数:1回の皮下注射
[2期] |
■対象者:9~13歳未満
(標準:9歳から10歳に達するまでの期間)
■回数:1回の皮下注射
◎日本脳炎ワクチン接種について 平成7年4月2日から平成19年4月1日までの間に生まれた方については、4歳以上20歳未満の方が定期の予防接種の対象者とされています。母子健康手帳を確認して、日本脳炎ワクチンを接種していないお子様は、接種を受けましょう。 |
帯状疱疹ワクチンは水痘ワクチンと同じワクチンです。
帯状疱疹は以前に感染した水痘のウイルスが体の中に潜伏していて、免疫力が低下すると再活性化して発疹が出現し痛みを伴います。後遺症が残る場合があります。H29年から50歳以上の方を対象に予防のために水痘ワクチンを接種できるようになりました。
以前風しんワクチンを接種した方も、次第に抗体価が低下し感染の可能性があります。妊娠中に感染すると、児に風しん症候群(目、耳、心臓の障害)を起こす可能性があるので抗体が低下している方は妊娠前に風しんワクチンの接種が必要です。また配偶者も抗体化が低ければ接種してください。
当院では麻しん風しん混合ワクチンを接種しています。
大阪市では助成があります。
先天性風しん症候群を予防するためワクチン接種費用の助成があります。当院では全額が助成されます。
対象者は大阪市民で妊娠を希望する女性、妊娠を希望する女性、または妊婦の配偶者(内縁関係を含む)です。風しん抗体検査を受けて頂き、抗体価の低い方には予防接種(麻しん風しん混合ワクチン)を受けて頂きます。すべて無料です。
詳細は大阪市ホームページでご確認ください。
大阪市では昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性に風しん抗体検査、予防接種のクーポンが配布されています。令和4年2月28日まで有効です。
抗体検査(無料)を希望される方は、クーポン券と本人確認証(保険証、免許証など)をお持ちください。
検査の結果、風しん抗体価が低い方は予防接種(麻しん風しん混合ワクチン、無料)を受けていただけます。
65歳を過ぎると肺炎で死亡される方が増加してこられます。肺炎を起こす菌の中で最も多いのが肺炎球菌で、このワクチンは肺炎球菌に有効です。
大阪市では助成があります。対象年齢の方は早めの接種をお勧めします。
対象者は毎年度に以下の年齢になる方で、今までこのワクチンを接種したことのない方。
65歳 70歳 75歳 80歳 85歳 90歳 95歳 100歳 60歳以上65歳未満で心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障害を有する方
個人負担費用は4300円。
但し生活保護、市民税非課税の方は無料です。当日確認書類をお持ちください。確認書類は生活保護受給者の方は生活保護決定通知書または生活保護適用証明書、市民税非課税世帯の方は介護保険決定通知書(1~4段階の方)です。
定期接種以外に自費で接種される場合、成人用肺炎球菌ワクチンは2種類あります。
ニューモバックス肺炎球菌ワクチン(定期接種で使われるワクチン) 8250円(税込)
プレベナー肺炎球菌ワクチン 11550円(税込)